执笔者プロフィール

松本 佐保(まつもと さほ)
その他 : 日本大学国際関係学部教授塾员

松本 佐保(まつもと さほ)
その他 : 日本大学国際関係学部教授塾员
なぜキリスト教福音派は、トランプを支持するのか? この疑问に答える本を书きたかった。前着はアメリカを「神の国」と自负する福音派について扱ったが、トランプ大统领诞生の数カ月前に出版されたからだ。
本书ではトランプ政権の4年间の、彼を支持する福音派が喜ぶ政策のオンパレードを具体的に検証した。バイブル?ベルトと呼ばれる南部の州での中絶の极端な制限、3人の保守系の最高裁判事の任命、「国际的宗教の自由」法案の导入などである。香港での民主化运动の制圧は対キリスト教徒、そしてウイグル问题では対イスラム教徒への、中国共产党政権による弾圧であり、アメリカの対中国强硬外交は、実はこの「国际的宗教の自由」の理念からだ。これが本书で表现したかった、アメリカの宗教ナショナリズムである。
笔者は2019年7月にアメリカ国务省内で行われた「国际的宗教の自由」大会に参加する机会に恵まれ、世界中の宗教弾圧を受けている人达と出会った。その中にはアメリカ在住のウイグル人権団体の代表や、香港出身のプロテスタントの牧师、中国の法轮功の団体の信者の代表もいた。アメリカの宗教に対するこうした强い思いが、その政治や外交を动かしていることを日本の読者に知ってもらいたかった。
また主要都市の郊外には、メガチャーチと呼ばれる2千人以上を収容出来る巨大な教会が全米で5千近くある。これらは単なる教会ではなく、福祉を担い、またエンターテイメント机能を持つ。本书にはこのメガチャーチのリストも掲载されている。
本书はワシントンなどで行った多くの団体(大学を含む)、ロビー?グループへのインタビュー记録でもある。日本人が普段行かないキリスト教保守?右派系のロビー団体に通いつめてのインタビューも多数ある。ワシントンにはあまり知り合いがいなかったが、日本の大使馆や研究者、ビジネスマンに助けられながら、芋づる式に人脉ネットワークを手繰り、これが面白くて中毒になった。
キリスト教ロビーを通じて、アメリカ政権の中枢に近い団体とこれらの人达がどう繋がっているか、その一端でも解明することが、笔者の研究の醍醐味の1つである。
松本 佐保
ちくま新书
240页、902円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。