执笔者プロフィール

宫﨑 雅人(みやざき まさと)
その他 : 埼玉大学大学院教授塾员

宫﨑 雅人(みやざき まさと)
その他 : 埼玉大学大学院教授塾员
1月に岩波新书『地域衰退』を上梓した。本书では、「なぜ地域は衰退したのか」について、具体例を交えながら説明している。また、一部の地域では、地域衰退の「临界点」に达している可能性があることを明らかにしている。さらに、现在行われている政策の问题点だけでなく、地域衰退を食い止めるために行うべきことについても论じている。
当初、本书は地域格差の问题について取り上げる『地域格差』という新书として2007年に企画された。また、笔者の単着ではなく、金子胜教授(当时。现在は庆应义塾大学名誉教授?立教大学大学院特任教授)との共着としてであった。しかし、诸般の事情により、遅々として笔は进まなかった。その后、新书の企画が再び动き出すことになったのが2019年の春のことである。企画再开にあたっては、笔者の単着という形で执笔されることになり、「なぜ地域は衰退したのか」を基盘产业(地域外へ生产物を移出し、地域外から所得を得る产业)の衰退に焦点を当てて描くことになった。
基盘产业が衰退した地域の事例として、长野県须坂市、同県王滝村、群马県南牧村、旧产炭地が登场する。中でも须坂市は、庆应义塾に进学するまでの18年间を过ごした故郷である。同市は富士通须坂工场があった、人口约5万人の小さな公司城下町であった。しかし、2002年の同工场のリストラをきっかけに、地域経済は衰退の一途を辿っている。地域衰退の一事例として同市を取り上げたことには、正直、心苦しさも感じているが、同市の衰退が本书执笔の动机となったと言っても过言ではない。
执笔を进めていく中で、企画再开当初の构想から内容が大きく変わったところがある。それは、地域に雇用を生み出してきたインバウンド需要と、东京一极集中と「都市と农村の格差」を生み出してきた、东京のサービス业の雇用吸収力の扱いである。これらの変化は、新型コロナウイルスの感染拡大によるものであり、感染拡大が地域経済に深刻な影响を与えていることがデータで明らかにされつつある。地域衰退がどのように进んでいくのか、今后も引き続き注意深く见ていきたい。
宫﨑 雅人
岩波新书
200页、880円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。