执笔者プロフィール

佐久间 裕美子(さくま ゆみこ)
その他 : 文筆家塾员

佐久间 裕美子(さくま ゆみこ)
その他 : 文筆家塾员
2020年12月15日に朝日出版社から『奥别の市民革命』というノンフィクションを上梓した。もともと2014年に同じ出版社から刊行した『ヒップな生活革命』の続編として考え始めたものだった。2008年の金融危機をきっかけにアメリカの消費者マインドに起きた変化を伝えた本に「革命」という言葉を使ったが良いが、その後、日に日に深刻さを増す気候変動を前に、より抜本的なシステムチェンジ、つまり比喩ではなく、真の改革の本を書かなければならない、と思うに至った。トランプ政権の発足とともに火山のように活発化した消費者運動や、政府や企業に積極的な対策を促し、温暖化を食い止めようとするミレニアル世代やZ世代のアクティビズムをルポすることで、今、消費者が何ができるか、をまとめた原稿を、2020年の序盤に編集者に渡したのもつかの間、新型コロナウイルスの到来によって劇的な社会変動が起きたことから、大幅に書き直すことになった。夏には出したいと思っていたが、動き続ける標的を捉えようとする作業に予想以上に苦心し、なんとか2020年代最初の年が終わる前に、刊行にこぎつけた。
気候変动によって生态系が崩れる中、未知のウイルスが発生する可能性があることはこれまでも科学者たちが警告してきたことだが、それが既存の资本主义に急ブレーキをかける展开になり、これまでプログレッシブ、ファーレフトと表现される层の人たちが求める改革が実行に移されるようになった。最低赁金の底上げや福祉の拡充など、所得格差を缩小する政策が実行に移されるようになった。自治体はウイルスを抑え込むために、无保険人口を减らす努力を自ら始めるようになった。
现职の大统领が选挙の结果を认めないという特异な状况はアメリカの分断を露わにしたが、行政の现场では実体のある改革が日々进んでいる。トランプ政権の4年间に起きた消费者运动がなければ、バイデン政権は生まれなかったと确信を持って言える。最终的に伝えたかったのは、社会変革は可能なだけでなく、不可欠だということだ。自分が属する社会を良くするために何ができるかを考えるきっかけになれば幸いである。
佐久间 裕美子
朝日出版社
232页、1,500円〈税抜〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。