执笔者プロフィール

宫崎 哲弥(みやざき てつや)
その他 : 評論家塾员

宫崎 哲弥(みやざき てつや)
その他 : 評論家塾员
この着作には原型があります。
それは、昨年出版した『100分诲别名着/小松左京スペシャル「神」なき时代の神话』という、NHK?Eテレの番组のために书き下ろしたテキストです。番组では『地には平和を』『日本沉没』『ゴルディアスの结び目』『虚无回廊』の4作に焦点を绞って、小松左京という知の巨人にアプローチしようとしました。従って、テキストもこの4つの作品を中心に构成されています。
『100分诲别名着/小松左京スペシャル』は幸いにも好评を得て、日本SF界で権威のある星云赏(第51回、ノンフィクション部门)を受赏しました。
しかし、小松左京の一贯した思想を彼の文学から抽出するという、私の当初の目论见からすれば、不十分なところがありました。
これは、本书の(そして原型のテキストの)「はじめに」でも触れたことですが、现代の主流派の文学は着者の思想を直截に语る表现ではありません。思想小説とか思弁小説といった特殊なかたちでしか、世界観総体を直に説く纯文学は生き残っていません。では文学は、思想や世界観とは无縁になったのでしょうか。违います。主流派文学という闭域ではなく、むしろ大众文学の世界でそれは生き延びたのです。SFや探侦小説のかたちで。
例えば笠井洁の『バイバイ、エンジェル』が连合赤军事件を総括する思想小説でありながら、なぜ探侦小説の形式を取ったのか。高村薫の『太阳を曳く马』はどうしてミステリー仕立てなのか。思い半ばに过ぎましょう。
本书では、テキストに大幅な改稿を施し、新たな章(『果しなき流れの果に』编)を加えました。そうすることでようやく小松左京の思想全体の见取図を示し得ました。それは宇宙の存在意义と、私达の认识の意味をめぐる壮大な思惟の体系です。
いままでも、こうした批评の试みがなかったわけではありません。しかし小松が否定的媒介として评価したゾロアスター教の宗教理念を、小松自身の思想と取り违えて论评してしまうようなものばかりでした。
こうした贫しい状况から抜け出す第一歩になれば幸いです。
宫崎 哲弥
NHK出版
288页、900円〈税抜〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。