执笔者プロフィール

?山 宏(かげやま ひろし)
その他 : 名誉教授
?山 宏(かげやま ひろし)
その他 : 名誉教授
本书はカール?シュミットの政治思想を比较的详しく绍介し検讨したものである。かれは长命で帝政期からワイマール共和国、ナチ时代、戦后の西ドイツを生きて研究活动や着作活动をおこなった。かれが例えばシェイクスピアの研究者であったなら大分违った人生を送ったかもしれないが、国法学や政治学を専门とする学者であったため、时代の激动に巻き込まれ、ナチのイデオローグとなった。政治の本质は「敌か味方か」の区别(决定)にあるという主张や、「主権者とは例外状况に関し决定するものを言う」という定义が、政治の本质を见事についている一方で、ナチス体制の正统化にも适用されたというかれの过去が常に问题とされた。シュミットの「魅力」と「危うさ」が絶えず语られてきたのはそのためである。
本书执笔の过程で、シュミットのキーワードにあたる「决定(决断)」の意味を考える机会があった。「われ思う、ゆえにわれ在り」のデカルトが「思う」ことの根元的意味を、ロマン派が「感じる」ことの根元的意味を考察したとすれば、シュミットは「决定する」ことの意味を掘り下げて検讨した。
ともかく政治领域では「决定する」ことが大事であるとされ、何のために「决定する」かよりも、「决定すること」それ自体の方が重要であるとまで言われている。これは「选びたまえ、诸君は自由だ」という実存主义者の言叶を思い出させる。実际、シュミットの政治思想は「政治的実存主义」と呼ばれたりもする。「决めたまえ、诸君は自由だ」、あるいは、「われ决定する、ゆえにわれ在り」、とかれがつぶやいたとしても不思议ではない。
政治秩序を根元的に支えているものは何かという问题をめぐっては规范主义と决断(决定)主义という相対立する2つの立场があり、决断主义の主唱者シュミットが规范主义のケルゼンと対立していた。ところがナチのイデオローグになった顷のシュミットは规范や决断と区别して、「具体的秩序(思考)」という怪しげな第3の基準をもちだしてくる。ナチがドイツを全体主义的に支配している现状を正统化するために展开された、问题をはらむ议论である。
?山 宏
中公新书
288页、860円〈税抜〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。