执笔者プロフィール

延江 浩(のぶえ ひろし)
その他 : TOKYO FMゼネラルプロデューサー塾员

延江 浩(のぶえ ひろし)
その他 : TOKYO FMゼネラルプロデューサー塾员
パルコや資生堂のCMで話題になり、女が女に憧れるロールモデルとして和製ジェーン?バーキンと言われた小林麻美。1984年には松任谷由実(夫君は塾员の松任谷正隆氏)の作詞?プロデュースによる「雨音はショパンの調べ」がヒットし、歌手としてオリコン1位になるも芸能界から突然消え、その消息は秘密のヴェールに包まれた。一体なぜ──。
それから4半世纪、「伝説のミューズ」小林麻美が雑誌「クウネル」の表纸を饰り、表舞台に戻ってきたのが3年前。彼女は私に、その半生を包み隠さず语ってくれた。
东京五轮、ウッドストック、GS、大学纷争、叁岛由纪夫の割腹自杀、そして石油ショック、バブル……。私にとって异空间の出来事が连続した60年代から80年代、彼女もまた浓密な季节の中心にいた。10代での道ならぬ恋とサンローラン。そして田边昭知との秘匿された恋爱と未婚での出产?结婚。彼女の半生を描いていると、ひときわ光を放つ都会の少女、小林稔子(としこ)を、「小林麻美」として世に送り出した表现者たちの姿も见えてきた。
たとえば、パルコのCM「淫靡と退廃」をディレクションした石冈瑛子(えいこ)──。「沼津港でクルーザーが私を待っていたんです。とにかく石冈さんはオーラがありました。照明は煌々と辉き、スタンバイは完璧でした」と麻美は回想する。「超一流と仕事をするということは『魔术』にかかること。石冈さんに『踊って』と言われ、私は踊りました。黒いタキシード姿の男性に后ろから抱かれながら、自分はこういう场所が好きだったんだと気づいた。いま、私は才能が结集している场所にいるのだ、と」。
〈人生は短いのです。夜は长くなりました〉──パルコの広告は、そのコピーに诱われるように人生の意味までも考えさせる、时代を代表する石冈の作品となった。その后NYに渡った石冈は、マイルス?デイヴィス「TUTU」のアルバムジャケットでグラミー赏を受赏する。
ユーミン、石冈瑛子、饭仓「キャンティ」をめぐる人々、夫となる田边昭知……。それぞれの人生に辉きがあり、知られざる阴翳がある。この本は、若々しく刺激に満ちた东京と生きてきた「伝説の人々の物语」である。
延江 浩
朝日新闻出版
160页、1,700円〈税抜〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。