执笔者プロフィール

后藤 健生(ごとう たけお)
その他 : サッカージャーナリスト塾员

后藤 健生(ごとう たけお)
その他 : サッカージャーナリスト塾员
サッカーにせよ野球にせよラグビーにせよ、「监督」というとすぐに「采配能力」が取り沙汰される。対戦相手を分析して先発メンバーを决めたり、交代カードを切ったりする作业のことだ。交代させた选手が胜利を手繰り寄せるような活跃をすれば「名采配」として称賛される。
だが、それは监督という仕事のごく一部に过ぎない。选手というのは生身の人间であって、将棋の驹でもなければ、テレビゲームのキャラクターでもない。その日の身体的コンディションや心理状态によってスペックは大きく异なってくるのだ。
选手のコンディションを整えたり、选手の気持ちに诉えかけて100%の能力を発挥させたりするのも监督の重要な仕事だし、コーチなどのスタッフを含む组织作りも大事だ。
Jリーグ开幕前年の1992年に日本代表チームとして初の外国人监督ハンス?オフト(オランダ)が就任して以来、现在の森保一(もりやすはじめ)まで11人(延べ12人=冈田武史が二度就任)の监督が日本代表を率いてW杯に挑戦してきた。
国籍も、経歴も、性格もまったく违う11人の监督は、それぞれ个性的で指导法も多种多様だった。エキセントリックな性格のトルシエ。「自由か放任か?」と指导法を巡って议论を呼んだジーコ。そして、哲学的な话题で聴く者の心をつかんだオシムなどはご记忆の方も多いだろう。
各监督がどのように代表强化を目指したのか。そして、それがなぜ成功したのか(あるいは失败したのか)。笔者は取材者として彼らとともに戦い、时には対立したりもした。本书ではそうした记忆を元に各监督の仕事を评论し、百点満点で评価した。
そうした过去を踏まえて、森保监督について中间査定をしてみよう。
森保监督は2019年1月のアジアカップで準优胜を遂げた后は、チーム作りを进めるよりも新戦力の発掘作业を优先してきたので、その分チームの完成が遅れてしまい、1月のU23アジア选手権では惨败を喫してしまった。监督としては想定内なのかもしれないが、いずれにせよ今后は7月の东京五轮、9月以降のW杯最终戦に向けてチーム作りを急がなければならない。
お手并みを拝见しよう。
后藤健生
NHK出版新书
256页、850円(税抜)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。