执笔者プロフィール

セオドア?グレイシック(着)

セオドア?グレイシック(着)

源河 亨(共訳)(げんか とおる)
その他 : 非常勤講師塾员

源河 亨(共訳)(げんか とおる)
その他 : 非常勤講師塾员
音楽を聴かない日はない。街角で流れる「みんな知ってるヒット曲」はなくなったが、ネットで谁でも気軽に世界中の音楽から自分好みの曲を见つけられる。音楽を聴く习惯がない人も、1人で山笼りでもしない限り、テレビやラジオ、スーパーやレストラン、スマホのゲームで流れるBGMが耳に入ってくるだろう。
音楽は人间の生活に密着している。だからこそ、人间とは何かを理解しようとする哲学にとって、音楽は重要なテーマとなっている。古代ギリシャに始まる西洋哲学だけでなく、儒教やヒンドゥー教に由来する东洋哲学でも、昔から哲学者は音楽について语ってきた。哲学者だけでなく、音楽家や音楽好きの人も、何かしら一家言もっているだろう。
だが、多くの人が何か言いたくなる题材だからこそ、音楽に関しては、曖昧であったり间违っていたりする言説も多い。また、そうした言説が鑑赏体験そのものを歪めてしまうこともある。グレイシックによると、本书の目的は、音楽について改めて考察してみることで、読者がそうした误りに陥るのを防ぐことである。
各章のテーマは、単なる音と音楽の違いは何か(第1章)、鑑賞にはどんな知識が必要か(第2章)、音楽による感情表現とは何か(第3章)、音楽はどのように神秘体験を与えるのか(第4章)である。音楽好きなら一度はこうした問題が気になったことがあるはずだ。 また本書では、クラシック、ロック、ジャズ、インド古典音楽、パプアニューギニアの民族音楽など、多様な例を使った射程の広い考察が行われている。
注意すべきだが、本书の见解を鵜呑みにしてはいけない。本书の目的は、さまざまな言説を検讨し、议论し、音楽をよりよく理解するための材料となることである。巷に溢れる「哲学」の本には、何が何だかさっぱりわからないが、ともかく深いことを言っている印象を与えるだけのものも多い。だが哲学とは、不可解な「深さ」に逃げず、议论を重ねて主张を明快にする営みである。
本书は、「音楽の哲学」の入门书であると同时に、音楽を题材とした「哲学」の入门书でもある。本书を通して哲学の议论に触れていただければ幸いだ。
セオドア?グレイシック(着)、源河 亨(共訳)
庆应义塾大学出版会
208页、2,500円(税抜)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。