执笔者プロフィール

本田 公夫(共着)(ほんだ きみお)
その他 : 野生生物保全協会(WCS)展示グラフィックアーツ部門スタジオマネジャー塾员

本田 公夫(共着)(ほんだ きみお)
その他 : 野生生物保全協会(WCS)展示グラフィックアーツ部門スタジオマネジャー塾员
动物オタク、动物园オタクであると同时に、少年时代から「动物园の存在が正当化できる条件は何か」などと考えながら育った私は相当な変わり者に违いない。理系の成绩が悪く獣医学や畜产学を学ぶつもりはそもそもなかった。美术や写真、グラフィックデザインにも関心が强かったが、それで身を立てようという决意も度胸もなく、结果受かった大学は东京外语大のドイツ语学科と庆应の商学部。「溃しがきく」というジジくさい理由で庆应を选んだのだった。
本の虫でもある私は出版にも広告にもつながる印刷会社に就职、ニューヨーク勤务を希望し、着名な写真家やグラフィックデザイナーなどと仕事をして「悪い影响」を受けたかもしれない。ブロンクス动物园の展示に衝撃を受け、曲折あって展示部门に职を得た。印刷や着作権などの知识と経験を活かすことができた。さらに动物园?水族馆の教育関係者の集まりに出ると、20年前に叁田の讲义で闻いた「マズローの欲求段阶説」のようなコンセプトの数々が援用されていた。
考えてみれば、私のやっていることは、动物园の展示体験を媒体とした、野生生物保护や动物福祉のマーケティングに他ならない(ちなみに日本の法律では「福祉」という用语は人间以外の生物には使わないことになっているそうだ)。そんな私が川端裕人氏とタッグを组んで书いた本书は、动物の本でもなければ必ずしもデザインの本でもない。私たちがブロンクス动物园を见て回りながら、动物园という施设が社会で果たしうる机能、その中で展示が受け持つ役割とその役割を実现させるためのプリンシプル、そうしたことを日本の実情と対比しながら语るという构成だ。写真を多用し、动物园のことを知らない人でも容易にわかるよう心がけた。その分、公共性の高い事业の运営システムはどうあるべきか、という问いの核心を暴くに至っていないが、日本のシステムを知る人が読めば、问题点は明らかであろう。
动物园?水族馆に兴味のある方々だけでなく、ミュージアムとその运営に関心のある方々、指定管理者制度や独立行政法人制度などに関心を持つ方々にはぜひご一読いただきたいと愿っている。
本田 公夫、川端 裕人
亜纪书房
280页、2,000円(税抜)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。