执笔者プロフィール

草薙 奈津子(くさなぎ なつこ)
その他 : 平塚市美術館館長塾员

草薙 奈津子(くさなぎ なつこ)
その他 : 平塚市美術館館長塾员
もう何年か前のことですが、当时の平塚市美术馆の副馆长(事务方)に一般市民のための馆长讲座をやってほしいと提案されました。彼はとにかく美术馆が良くなるために尽力する人で、それも馆长の务めかなーと思いスタートしたのです。
隔月ごと年6回のコースで、近代篇を终え、翌年同じく隔月ごと年6回の现代篇の讲座を始めました。対象は一般市民约25名、当然ながら中高年がほとんどで、女性が多い中、ご夫妇で参加という方もいらっしゃいました。中高年の生徒さんは大人しいが热心。当然こちらもやっつけ仕事というわけにはいかず、讲座の前には结构时间をかけて準备したものです。
もう3周くらいになると、そろそろ惯れてくるかと思ったのですが、相変わらず、事前準备には追われていました。いろいろな方がいろいろな论文や本を出されるので、そういうものを読んでいると、当然讲座にとり入れなくてはならないものも出てくるのです。そうやって少しずつふくらませていったのですが、あくまでも一般市民に分かりやすく话すというスタンスだけは守ってきました。
そんな折、以前から知っていた中央公论の白戸さんから本を……、というお话を顶きました。有难いことと思いお引き受けしたのですが、実际に本を出すとなると足りない部分が多く、讲座ではとりあげなかった文人画と浮世絵も追加することにしました。现代篇では女性画家についても追加しました。现代篇で女性画家をとりあげたのは、现代にはいっても女性画家が不当に扱われてきたと思い、义愤にかられるところが多々あったからです。短い文章ですが、とにかく追加できたことに喜んでいます。
ところで、常々日本の近代化とはヨーロッパ化にすぎないと思っていました。もっと日本人の考えた独自の近代化があって当然と思っていました。そして最近になってやっと日本人が自信をとりもどし、日本人の本心からの现代日本画を生み出しつつあると思いました。そこで现代篇の第5章で日本画(近代に生まれた言叶です)から日本の絵画へということを提案してみたのです。
草薙 奈津子
中公新书
近代篇:240页、现代篇:208页、各920円(税抜)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。