执笔者プロフィール

柏原 宏纪(かしはら ひろき)
その他 : 関西大学経済学部准教授塾员

柏原 宏纪(かしはら ひろき)
その他 : 関西大学経済学部准教授塾员
小さい顷、家族で都内へ出かけるときに、乗换駅の日本桥で银座线の新型车両を待つのが楽しみだった。オレンジ色の古い车両に交じって登场した、异色のアルミ合金车体が子供心をワクワクさせた。以来35年近くの月日が流れ、あの时辉いていた车両はもう引退してしまった。この间に、駅手前で车内が一瞬非常灯だけになることもなくなり、トンネルが小さくて付けられなかったクーラーも全车両に装备され、今や扉の上に鲜明な大きめの液晶ディスプレーも设置されている。
少し年を重ねれば、この銀座線車両に限らず、技術の進歩を実感することも多くなる。もっとも、それは現代に限ることでもない。幕末から明治時代にも西洋から新しい技術や知識を取り入れるなどして、日本の技術は更新されていた。私は、なぜ日本が速いスピードで近代化できたのかに関心を持ち、明治初年にいわゆる殖産興業政策を担った工部省について研究を進めてきたが、その中でも技術の進展とその意味は興味深く感じられた。そして、当時の政府は直接に鉄道や諸工場などの近代化事業を展開していたから、官僚が自ら貴重な技術を有して、高い専門性を帯びることもあった。そのような技術官僚の先駆けを紹介しようと本 書を執筆した。
具体的には、幕末に长州藩から一绪に密航した5名(长州五杰)を主役に据えた。理系知识などを学んで技术官僚となり、工业、鉄道、造币などの分野でその基础固めをした山尾庸叁、井上胜、远藤谨助の生涯を、早々に帰国してその后に政治家として活跃する伊藤博文、井上馨と対比させつつ追いかけた。
その际、技术官僚?事务官僚?政治家という枠组みにも注意を払い、その萌芽から徐々に制度として形成される过程を描くことも意识した。また、技术と不可分の専门性にも焦点をあてた。今日においてますます重要になっている専门性について考える材料を提供すべく、技术官僚が体现した専门性とその変化を明らかにすることも心掛けた。
现在も着実に技术は进歩し、今后も専门性は深化していくのだろうが、歴史的にその一段阶を担った人々への敬意を忘れてはならない。
柏原 宏纪(着)
中央公论新社
288页、880円(税抜)
※所属?职名等は当时のものです。