执笔者プロフィール

向吉 政人(むこよし まさと)
一贯教育校 女子高等学校主事、同バトン部長
向吉 政人(むこよし まさと)
一贯教育校 女子高等学校主事、同バトン部長
优胜候补の広陵高校戦は、8月15日に试合が予定されていたものの、台风7号による影响が悬念されたため、生徒の応援団はすでに14日に大阪に入っていた。台风が関西を直撃し、试合は中止。翌日に顺延された试合は、先行したものの、终盘追いつかれ、痺れる展开となる。先攻の塾高は延长タイブレークの10回表、何と3点をもぎ取り、その里を见事に凌ぎ切って激闘を制した。
バトン部は試合の応援が終わった後、短時間だが、必ずミーティングをし、試合の講評と応援について気になる点を指摘するのが通例。緊迫する好試合だったためか、感動して泣いている子が何人かいた。これではいけない。すかさず伝えたのは、「野球部は『KEIO 日本一』を合言葉に戦っている。まだまだここからだ、泣くのは早いよ」。
準々决胜は3日后である。我々応援団は胜利なら、そのまま大阪に留まることに予定を変更していた。この判断が奏功する。东海道新干线のダイヤ混乱が正常化せず、保护者や翱骋の中には、気の毒にも帰れず、大阪で宿泊した方々があったと闻く。我々は体力を消耗せず、準々决胜までに中2日を确保。これが良かった。
塾高の吹奏楽部の生徒の発案だったと闻くが、まだお互いに羞耻心があって、声が十分に出ておらず、応援の指示が通っていないため、梅田のスタジオを借りて、応援の练习をしたいとのこと。私は2つの悬念を伝えた。1つは、不惯れな土地で、生徒だけでスタジオを借りて练习させることは踌躇われること。もう1つは、大声を発するスタジオが密室になって、感染症に罹患する子が出るのではないかということである。生徒と何度も话し合ったが、彼女たちも譲らない。现在のバトン部には3年生部员はいない。コロナの自粛期间中、无観客となり応援に行けなかったり、声出し不可で手拍子しかダメという时期があったりで、当时の新入部员が定着しなかったためである。やはり、実际に応援に行き声を出すことを许された今は、贵重な时间なのだ。スタジオでは一所悬命に练习すること、换気をしっかり行うことを条件に、练习を认めた。结局、4时间程、练习したそうである。
準々决胜以降の快进撃の一方、バトン部としては、アルプススタンドでも平常心を保ち、安定して応援できたと思うが、広陵戦后の2日间で、彼女たちが大きく成长できたと感じる。今夏は暑く、そして何よりも热い记忆となったことであろう。