午夜剧场

慶應義塾

吉野 亜衣子:「パリ症候群」をぶっとばせ! でフリーペーパー10周年

公开日:2024.07.24

执笔者プロフィール

  • 吉野 亜衣子(よしの あいこ)

    その他 : フランス情報フリーペーパー「ノアゼットプレス」編集長法学部 卒業

    2005政

    吉野 亜衣子(よしの あいこ)

    その他 : フランス情報フリーペーパー「ノアゼットプレス」編集長法学部 卒業

    2005政

华の都パリに来てみたけれど、ニコリともしない店员さんに言叶が通じず、落ち込んで歩いた道路でスリに囲まれ……。渡仏前に憧れていたオシャレで素敌なパリと実际のパリとのギャップに打ちのめされる、いわゆる「パリ症候群」。夫の1年间の留学についてやってきたパリにはそんな日本人が何人もいました。そこで、础惭ラジオ局で生活感あふれる情报を伝えてきた私なら、偏りのないリアルなパリを伝えることができるかも、とフリーペーパー「ノアゼットプレス」を立ち上げたのです。

前职のラジオ局で、退职して帯同か日本に残るか、の2択を迫られ、番组を担当していた高田纯次さんの「パリなら行くね」、大竹まことさんの「会社员なんてやめちまえ!」という、いい加减なおじさんのアドバイスに背中を押され、退职してパリに来た私。

意図せず无职になった悔しさをバネに、着いた翌日から大忙し。蚤の市で买ったポットの底に穴があいていたり、电车で隣になった女の子とトークしていたら携帯を盗られたり、トラブルは星の数ほど。こちらも负けじと、フランス人カラオケパーティに参加、シャンソン?サルサ?チーズのお稽古等々、必死でフランスを味わい尽くしました。その结果、わがままで幸せそうなフランス人と、汚くて美しいフランスがすっかり好きになっていたのでした。

「ノアゼットプレス」では、弁护士、元漫才师、バンドマン、専业主妇など、毎月他の雑誌に载らないような普通のフランス人にインタビューしています。他にも、パリ在住ライターによる辛口レストラン情报、パリコレ里话、简単フレンチレシピやフランス语下ネタことわざなど、クスッと笑ってフランスを好きになれる情报を提供してきました。

今年3月には10周年记念本(税込1,650円、补尘补锄辞苍で発売中)を出版。これまでのフリーペーパーから特に面白い记事を抜粋した特选集と、新たに付け加えたグルメライターのおすすめレストラン情报などが加わった、読み応えのある本となりました。かわいいだけじゃない魅力いっぱいのフランスをご覧いただけたらと思います。

もうすぐパリオリンピック。热戦の里に面白フランスがチラチラ垣间见えると思いワクワクしています。

※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。