执笔者プロフィール

庄司 祐美(しょうじ ゆみ)
その他 : 日本演奏連盟会員その他 : 二期会会員その他 : メゾソプラノ文学部 卒業1992文

庄司 祐美(しょうじ ゆみ)
その他 : 日本演奏連盟会員その他 : 二期会会員その他 : メゾソプラノ文学部 卒業1992文
思えば日吉で心理学専攻の卒业証书を顶いた、霙(みぞれ)も降った寒い日は芸大声楽科の合格発表の日。以来、声楽の道を迈进してきた。シュトゥットガルト州立音大には2年半留学。大学のマックス?レーガー歌曲演奏会(SWRで放送)やマスタークラスの一环でバッハ週间のカンタータ、ライン河辺の馆でのフランス歌曲等、演奏の场にも恵まれた。ウィーンではグルックのオルフェオのアリアを歌う前日、シルヴィア?ゲスティ先生から舞台での「至福の时厂迟别谤苍蝉迟耻苍诲别」について教えて顶いた。それは意図して得られるものではなく、自分の技に彻していると、ある时、上から降りて来てくれるものだと。かつて叁田の図书馆で往年の名歌手ロッテ?レーマンの着书『歌の道半ばに』を手にした私の芸大博士修了时の指导教授は奇しくも米国でそのレーマンに师事した方となった。
夏に渡欧して参加したペーター?シュライアー、ブリギッテ?ファズベンダー各氏のマスタークラスも忘れ難い。二期会オペラ《ワルキューレ》出演(NHK-BS で放送)やボン、 ベートーヴェンハウスでのシューマン生誕200年記念リサイタルもあった。私が一番多く歌ってきたのはドイツリートだろうか。リートとは歌曲のこと。作曲家にはベートーヴェ ン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、マーラー、リヒャルト?シュトラウス等々、詩人もゲーテ、ハイネ、メーリケ、アイヒェンドルフ、クロプシュトック、 リュッケルト他多数。内容は自然や死生観を歌うものから、大多数を占める恋愛の歌まで。ピアノ伴奏による1曲数分の、ナイーヴで熱い、凝縮された世界。そこには交響曲のような大規模作品では見られない楽聖たちの顔が現れ、その存在が身近に感じられることも多い。これらを歌う原語歌唱のリサイタルでは解説や歌詞対訳もお配りし、豊かな内容を共有して頂けるよう心がけている。
また音楽史の縦糸だけでなく横糸を辿る意义も感じており、伊?仏?西语くらいまでは歌うことに。昨年はカントルーブ编曲のオーヴェルニュ地方の民謡(オック语)も愉しんだ。今年は4月にシューマンの歌曲集《诗人の恋》やフォーレ、シューベルトの歌曲によるリサイタル、8月には日吉のバッハ讲义も懐かしい樋口隆一先生指挥によるバッハ?カンタータ演奏会でアルトソロを歌わせて顶く予定で準备に励んでいる。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。