执笔者プロフィール

薗田 彻(そのだ とおる)
その他 : バグパイプ工房そのだ(DudelsackbauT. Sonoda)代表商学部 卒業平1商

薗田 彻(そのだ とおる)
その他 : バグパイプ工房そのだ(DudelsackbauT. Sonoda)代表商学部 卒業平1商
ドイツでバグパイプ製作工房を开いて10年目を迎えました。商学部卒业后、製薬会社に勤めておりましたが、ドイツ驻在时に会社が合併したのを机にこの地に残り、バグパイプ製作职人への道を歩み始めました。おかげさまで今では20カ国以上にお客様がおられます。
あまり知られていませんが、バグパイプは欧州?西アジアに200种类以上、その歴史は2000年とも言われ、音色や见た目も极めて繊细なものから野性的なものまで様々です。私は地元ドイツや隣国チェコの民族楽器と古楽器系を中心に、十数种のバグパイプを作っています。
楽器製作はそれまでの学歴?职歴と无縁の分野に见えますが、実は义塾での経験が背景にあり、また役立っています。日吉で履修した音楽学では、徳永隆男先生のご指导の下、ゼミ形式で中世~バロック时代の文献を讲読しましたが、これは歴史的资料を読んで古楽器を復元する际に大きな助けとなりました。残念ながら先生は数年前にお亡くなりになられましたが、その2週间ほど前にご入院先で先生にお会いし、自作のバグパイプの音を聴いて顶く机会に恵まれました。また、在学中所属していた庆应バロックアンサンブルには、高い演奏技术や深い音楽知识を持つ先辈?同期?后辈诸氏が数多く、彼らに学んだこと、受けた影响の大きさは计り知れません。叁田でしばしばサークルの仲间と美学の讲义にもぐりこんだのも、良い想い出です。スコットランドのバグパイプ演奏も在学中に始めました。当时の塾内では、他にバグパイプを演奏する人に出会いませんでしたが、ちょうど早大にバグパイプのサークルが出来、早庆のよしみで勧诱を顶いて高田马场で练习、早稲田祭でも演奏しました。これも塾が取り结んだ縁と言えましょう。これらのことが全て现在の仕事に繫がっています。
バグパイプは多くの地域で一旦伝统が廃れましたが、近年各国で復兴が始まりました。1台で复数の音を奏でて不思议なハーモニーを生み出す魅力が见直されつつあり、今では民族音楽から室内楽、ロックに至るまで、様々な场で活跃する楽器です。復兴后の歴史が浅いこともあって、バグパイプの製作は自由度が高くまだまだフロンティアに満ちた世界。今后も新たな音との出会いを求めて精进と挑戦を続けたいと思います。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。